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研究でのチームワークの大切さを伝える理系のことば(リケラボまとめ)

「チームワークの大切さを伝える理系のことば」(リケラボまとめ)

新しい発見や大きな成果ほど、多様な専門性を持つ人たちの協力のなかから生まれています。うまく連携できたとき、研究やものづくりはどこまで前に進めるのか。今回は、リケラボのインタビュー記事から、チームワークの大切さをあらためて感じさせてくれる金言を5つ紹介します。

「(研究は)みんなの力の結晶で成り立っている」 ― 淺香 時夫

ミクロの世界を精緻に映し出す科学映画の第一人者である元東邦大学医学部解剖学研究室の淺香時夫さんは、仕事の本質をこう語ります。研究やものづくりは決して個人の力だけではなく、チーム全体での協力やコミュニケーションがあってこそ、一つの大きな「結晶」として結実します。淺香さんのそうしたチームメンバー一人ひとりへの敬意と感謝が、歴史に残る映像の数々をモノにしてきました。

出典:生命の神秘をとらえた超高精細ミクロ映像「科学映画」の世界(後編)

「自分一人の経験だとたくさんのことはできません。いろいろな方とコミュニケーションをとり、研究が途切れないようにしていけば道は見えてきます」 ― 佐藤 香枝

マイクロ流体デバイスを用いた血管モデルの構築などを研究する日本女子大学理学部の佐藤香枝教授の言葉です。世界では高度な技術を駆使して作られたモデルも多数存在しますが、佐藤先生のデバイスの特徴は、身近な材料で誰もが作りやすく使いやすいということ。自分ひとりの経験だけでは届かない領域に進むうえで、他者との連携が研究を前に進める鍵となります。

出典:「身近な材料で誰もが使える」マイクロ流体デバイスによる血管モデルの構築

「自分で調べることは大切なのですが、抱え込みすぎないことも大事。分野の異なる専門家同士が集まり貢献しあうことで、質の高いくすりを世に送り出すことができているのです」 ― 塚田 信津

武田薬品工業で医薬品分析を担当する塚田信津さんは、新薬開発の現場におけるチームワークの重要性をこう語ります。自分一人で抱え込まずに専門性の高い仲間や先輩の協力を仰ぐこと。逆に自分の得意分野で知見を求められたときはしっかりと専門性で貢献すること。異なる分野の専門家同士が互いの知恵を結集し合うことこそが、課題を素早く解決し、患者さんにくすりを届ける最大の力になるという実務的で力強い言葉です。

出典:理系の職種紹介vol.5 製薬会社における医薬品分析の仕事(開発過程での医薬品評価)武田薬品工業株式会社

「自立した個人同士だとチームワークがうまくいき、スピード感をもってものづくりができます」 ― 青山 龍司

チームワークとは、単に人が集まることではありません。日清食品ホールディングス株式会社の食品開発室で働く青山龍司さんは、「一人ひとりが自立しているからこそ、互いの強みを活かしたスムーズな協力関係が築ける」自社の強みについてこう述べています。個の責任感とチームの連携の絶妙なバランスが、プロジェクトを前進させます。

出典:理系の職種紹介vol.7 食品メーカーにおける製品開発の仕事

「研究成果を社会実装に持っていこうとするならば、異分野・異業種の方と一緒に仕事をしていくことになるので、専門に閉じこもらず、早いうちから幅広い分野の人と交流を持つとよいと思います」 ― 田原 優

「時間栄養学」という新たな潮流を研究する広島大学大学院の田原優准教授は、研究成果を社会に届ける“社会実装” を実現するには、異なる分野や業種の人々と協力しながら形にしていくことが欠かせないと述べています。専門外の人とも早い段階から接点を持つことが、研究の可能性の広がりにつながることが示唆されています。

出典:栄養学の新潮流「時間栄養学」とは? 私たちの健康を左右する、食事と体内時計の密接な関係に迫る!

リケラボ編集部より

ここで紹介したのはほんの一例。リケラボにはまだまだ多くの名言、金言、心に刺さるメッセージが満載です。気になったら、ぜひ元のインタビュー記事も読んでみてくださいね!

リケラボ編集部

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